高知移住生活のはじまり
2016/04/10
とうとう高知へ
2014年7月。 会社を退職し、マンションを引き払って、とうとう高知県に移住してきました。
移住後は旦那さんのご両親とおばあちゃまとの同居生活だった私。 移住前から同居することが分かっていたので、東京にいる間に駆け込みで料理教室に通いました。
偶然にも、料理教室の講師は高知県出身の方。
そういえば、勤務先の社長も高知県出身者でした。
旦那さんと出会ってから、高知県出身の方との出会いも多く、もしかしたら旦那さんと出会った時から高知に導かれていたのかな~なんて、今になって思ったりします。
同居することになった旦那さんのお義父さんもお義母さんも、おばあちゃまも、本当に気さくな方々で、私のことを大歓迎してくれました。
そのことに、今でも本当に感謝しています。
農業研修スタート
移住して1ヶ月後には、旦那さんと一緒に四万十町にある『高知県立農業担い手育成センター』で約半年間にわたる研修を受け始めました。
実家が農家じゃなかった私は、本格的な農業ってこの時が初めて。今までデスクワークで運動不足極まりなかったこともあり、初日にビニールハウスの中を歩くだけで、翌日筋肉痛になる始末。それでも、初めてのことへの不安がありつつも、新しい世界を学ぶことはとっても楽しかったです。
特に一番嬉しかったのは、大好きな旦那さんといつも一緒にいられたこと。
結婚して、二人の時間をたっぷりと過ごすことができたのは、本当に良かったな~と思っています。 ま、一緒にいるとその分ケンカもしますけどね。 ケンカした時は、ハウスの中で一言も口をきかないなんてこともありました(笑)
こうやって、楽しいこともたくさんあった高知移住ライフ。
でも、少しずつ私の心を闇が覆うようになってきました。
私、主婦失格だ。。。
というのも、私はいわゆる主婦業が大の苦手で。。。
もともと一人暮らしの時も、外食が多く、料理をすることなんてほとんどなかったんです。 一応料理教室に通ったものの、数回の料理教室通いではやはり太刀打ちできず。
まだ慣れない農業研修の疲れもあり、じっくり家事に取り組むことができなかった私は、お義母さんに頼りっぱなしになってしまいました。
お義母さんは、私が見ていてもいつも動いているような、とっても働き者な方。私達の分の食事も気負いなく作ってくださって、たくさん助けていただきました。
こんなに良くしてもらってとても嬉しい半面、主婦として何もできていない自分がすごく情けない気持ちでいっぱいになっていきました。
「私、何やってるんだろう・・・」
どんどん自分という存在がちっぽけに思えてしかたなくて。もうこの時は本当に辛かったです。
自分の存在に価値を見出せない時期は、これから約1年半近くも続くのでした。
今日はここまで☆
まだまだ高知移住編は続いていきます。
このブログを書いている人

- 元表参道OL。長年暮らした東京から2014年7月に高知県に夫婦で移住。
2017年4月から、夫婦でトマト農家になりました。
“自分らしく、毎日を楽しむ”をテーマに、日々を過ごしています。
移住先の高知でのお気に入りは、芋屋金次郎のスウィーツ。
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